どうにも閃きがいい感じに降りてこないので、現パロでちょっとリハビリ…。
日本語難しいヨ!!
と言う訳で。
以下折りたたみは薄桜鬼の現代パロディです。
続きがあるのかないのかも分からない感じの、本当に導入部分ですが(苦笑)
ちなみに軽く設定は↓
*舞台は近藤さんが大家のアパート「試衛館」
千鶴→近所の高校に通う16歳。
薫→全寮制有名進学校に通う16歳。週末は家に帰ってくる。シスコン。医者を目指しているらしいが、口癖は世界制服。
綱道→医者。只今単身赴任中。土方の上司にあたる。
近藤→試衛館の大家兼同名道場主。
土方→医者。医者の癖に不摂生なので、食事は主に千鶴のお手製。
沖田→高校生2年生。千鶴の先輩。千鶴を苛めるのが趣味で、薫とは天敵。
斎藤→高校生2年生。千鶴の先輩。バイト魔。
平助→高校生1年生。千鶴のクラスメイト。どこぞの御曹司らしい。
原田→若い女性に人気の超有名店に勤める美容師。千鶴の家庭教師。
永倉→敏腕スタントマン。趣味はトレーニング。
山南→どこかの研究所の所員らしいが、詳細は謎に包まれている…。神出鬼没。
山崎→大学医学部1年生。
伊東→おネエ系美のカリスマ。TVや女性誌に引っ張りだこの超売れっ子。千鶴によく洋服やコスメを持ってきてくれる。近藤の知り合い。土方のファン。
大体こんな感じ?
皆さんの職業は私の趣味です(笑)
しかし…設定考えたはいいけど、実際薫と千鶴しか出てきませんと言う中途半端さ!
しかも推敲してませんっ。
それでもよろしければクリックしてどうぞ~。
日本のどこか、静かな街の片隅に。
それは今日もひっそりと建っている。
古めかしくもノスタルジー漂うその建物の名は試衛館。
これは、そこに住まう愉快な住人たちの賑やかな日常を綴ったものである―。
「何やってるの」
心底呆れてます、って感じの声が後ろから降ってきて、私は勢いよく振り返った。
案の定、ドアに背を預けて薫が立っている。
見慣れた顔(とは言っても、出会う誰もが太鼓判を押すほどにそっくりな双子である私達にとっては、お互いの顔を見ることイコール自分の顔と大差ないわけだけれども!)を見て、思わず泣き言が漏れてしまうのは私の経験値が極端に少ないせいだと思う。
「か、薫~!どうしよう!」
「どうしようって、一体何の準備なわけ?これ」
薫が顔を顰めるのも無理はない。
もう、何と言うか、私の小さな部屋は強盗がこれでもかと引っ掻き回していった後かのような酷い有様だった。
あちらこちらに散らばった、コート、マフラー、ワンピース。
椅子に引っ掛けたカーディガン、机に広げたミニスカート。
床に投げ出されているのは、買ったばかりのブーツとデニム。
その横では、使うのが勿体無くて仕舞ったままだった大人っぽいデザインのバックが箱から半分顔を覗かせている。
なけなしのワードローブを全部引っ張り出して、あれでもない、これでもないと悩みに悩んで一時間。
今だパジャマのままの私は、正直途方に暮れていた。
「朝からドタバタ煩いと思ったら、こんな散らかして…。ホント、千鶴の行動って意味不明だよ」
「意味不明って…!ちゃんと理由はあります!」
「へぇ?どんな?」
「これから出かけるの!」
部屋の大半を占拠している、散らばった洋服や鞄を眺めて薫は意地悪に微笑んだ。
「これで千と出かける、とかだったら笑うよ」
「お千ちゃんとじゃなく、今日は原田さんです!」
「何?」
私の反論に、薫の片眉が綺麗にピクリと動く。
同じ顔をしているのに、薫の表情はひとつひとつが自分より様になっている気がしてずるいと思う。
「まさか二人で、とか言わないよな」
「うん?二人でだけど?」
「ふたりィ?」
薫の眉間に皺が一本増える。
ずいっと顔を近づけてくる薫に、私は両手でワンピースを握り締めたまま、わけがわからず目を瞬かせた。
「な、なに?何か問題でもあるの?」
原田さんと二人だと、何か危ない目に遭うとでも言いたいのだろうか?
でもなぁ…。
私は原田さんの顔を思い浮かべ、首を捻った。
はっきり言って、危険な要素は何も思いつかない。
今年の春から、雑誌にも度々取り上げられている超人気サロンで美容師として働き出した原田さんは、私の勉強を見てくれている…所謂家庭教師のような存在のひとだ。
同じ、このアパート「試衛館」の住人同士でもあるし、困った時はいつも助けてくれる、頼れるお兄ちゃんのような存在でもある。
本当の兄である薫は、少し離れた全寮制進学校に入学してしまったせいで週末にしか帰ってこないし、医者の父は現在単身赴任中。
普段このアパートに一人暮らしな私にとって、原田さんのような人の存在は心強いの一言に尽きる。
何せ、このアパートの他の住人ときたら一癖も二癖もある人達ばかりで………。
最も危険な要注意人物と顔を思い浮かべた途端、背筋を冷たいものが駆け抜けたのは気のせいじゃないはず。
あのひとだけには、なるべく関わりたくない…。
苦い思い出ばかりが甦るかのひとに比べ、何倍も、何十倍も、いや、何百倍も原田さんは素敵だと思う。
「千鶴、全然分かってない」
「何が?」
「いいか、千鶴。何回も言ってるけど、改めて言うから、よく聞くんだ」
「う、うん」
「ここの男達は、ろくでもない奴らばかりなんだ。いいか、絶対に関わるな」
「そ、そんなこと言われても…」
薫は基本的にひとりが好きみたいで、あまり私に干渉してくることはないけれど、時々妙に理由もなく過保護になる。
もう何度聞かされたか分からない薫独自の理屈に、私は曖昧に言葉を濁した。
ここで、一体どうしてろくでもないのか、どうして関わってはいけないのかを聞き返してはいけない。
聞き返したが最後、たっぷり半日は薫の偏見に満ちた考察を聞かされる羽目になるのだから。
経験上、その演説が素晴らしく毒々しく長いものだということを、嫌と言うほど学んだ私は、同じ失敗は繰り返さない。…と思いつつも3回ほど経験済だけれども。
今日は下手に反論したりしないで、曖昧に誤魔化して切り抜けないと。約束の時間はあっという間に来てしまう。
「薫の心配はありがたいと思ってるよ。でも、今日は試験のご褒美にって折角誘ってくれたんだもの、行きたいの」
「千鶴…」
「原田さん、今日わざわざお休み取ってくれたんだよ」
試験でほんのちょっぴりだけど、成績が伸びた私をご褒美だと言って映画に誘ってくれたのは原田さんだった。
原田さんに勉強を見てもらうようになって随分経つけど、こうして外出に誘われたのは初めてだったりする。
たまには褒美もないと頑張れないからなって前置きして、映画でも見に行くかって言われたときは、心臓がどきどきして、頷くのがやっとだったけれど、正直すごく嬉しかった。
男のひとに映画を誘われたのなんて初めてだったし…。
何より原田さんみたいな、大人の素敵なひとに誘われたかと思うと、どきどきするやら緊張するやら。
昨日はなかなか眠れなかったくらい。
何を着ていけばいいの?
鞄は?靴は?
お千ちゃんは、あまり気張らないのがいいよって言ってたけれど、どれもこれも野暮ったく思えてしまって、着たり脱いだり繰り返してばかり。
数日前から悩んでいる問題は、ギリギリになってもこの有様で解けそうもなかったけれど、それすら何だか楽しくて。
ご褒美って名目がなければ、こんな機会なかったかも知れないし、もう二度とないかも知れない。
だから、今日は絶対に行きたい。
「夕方には帰ってくるし。ね?」
「………あー…もう、分かった、分かったよ、行ってくれば!」
「ありがとう!!夕飯は薫の好きなもの作るからね」
しぶしぶ頷いた薫に、私は抱きついて感謝する。
これで今日の予定は無事に原田さんと映画決定だ。
ちょっぴり浮き立つ私の心を余所に、薫がポツリと呟いた。
「他の邪魔が入ると思うけどな」
次回に続く・・・のかもしれない?
コメント
続けてください……是非。
あ、もちろんここじゃなくてちゃんとGalleryの方で♪
平助がどこぞの御曹司ってとこもちゃんと見たいっ(笑)
この先…広がる、かなぁ?(苦笑)
とりあえず、原田さんとデート?編はマイペースに完結させますヨ!
その後は…ひらめき次第?
ちなみに。こっそりどこぞの御曹司な平助くんは、やっぱり筋金入りの坊ちゃまな風間様からライバル視されてたり…と、設定だけは色々アレコレ考え中だったり…。
パラレルって、お話書くよりも各種設定を考えるのが楽しいかも知れませんっ!(笑)
コメントありがとうでしたvv

皆さんの設定がとってもらしくて、思わず笑みが浮かびました。楽しかったです~!!
現パロ設定、ちゃんとらしかったですか?良かった~。
色々自分の趣味に走って設定しちゃったんで(医者とか美容師とか…)胸を撫で下ろしております(苦笑)
あんまり…と言うか全然その設定を生かしてないので、そのうちフラリと続きをアップしたいと思います~!
せめて、原田さんとデート?編は完結させるつもりですのでv
ちなみに…薫お兄様は、ちょっぴり書いてて楽しかったです(笑)
コメント嬉しかったです~!ありがとうございました!